就職活動に関する意識・実態調査2025

ネットエイジア調べ
大学生の就活開始時期 卒業後就職を希望する大学3年生では
「大学3年になる前」が16%、大学3年の時期では「4月」が13%と最も多くなり、
現在の大学4年生よりも始動時期が早まる傾向に
インターネットリサーチを展開するネットエイジア株式会社(https://netasia.co.jp/)(本社:東京都中央区、代表取締役:三清 慎一郎、以下ネットエイジア)は、2025年12月12日~12月19日の8日間、『就職活動に関する意識・実態調査』をインターネットリサーチにより実施し、大学卒業後の進路として就職を希望する大学3年生・4年生1,000名の回答を集計いたしました。
今後もネットエイジアでは、世の中の関心が高いテーマの調査、今後のトレンドを占える調査など、マーケティングシーンで役立つさまざまな情報をインターネットリサーチによりタイムリーに提供してまいります。
就職活動に関する意識・実態
大学生の就活開始時期 卒業後就職を希望する大学3年生では
「大学3年になる前」が16%、大学3年の時期では「4月」が13%と最も多くなり、
現在の大学4年生よりも始動時期が早まる傾向に
大学卒業後の進路として就職を希望する大学3年生・4年生1,000名(全回答者)を対象に、就職活動に関する意識や実態について調査を行った。
まず、就職活動(準備を含む)を開始した時期を聞いたところ、大学3年生(500名)では「大学3年になる前」(15.6%)が1割半となったほか、「大学3年の4月」(12.6%)や「大学3年の6月」(9.8%)が1割前後となり、就職活動を開始した人の割合が半数を超える時期は「大学3年の7月」だった。一方、大学4年生(500名)では「大学3年になる前」(13.2%)が1割強、「大学3年の4月」(11.6%)や「大学3年の6月」(12.4%)、「大学3年の8月」(9.6%)にも回答が多く集まり、就職活動を開始した人の割合が半数を超える時期は「大学3年の8月」だった。
大学3年生について男女別にみると、男性では「大学3年になる前」が11.6%、「まだ開始していない」が21.6%となり、女性では「大学3年になる前」が19.6%、「まだ開始していない」が16.0%となった。


大学3年生の現在の内定獲得状況 「獲得している」21%
大学4年生の現在の内定獲得数 「1社」46%、「2社」18%、「まだ獲得していない」は8%にとどまる
就職活動を開始している人に、現在の内定(内々定を含む)獲得数を聞いたところ、大学3年生(406名)では「まだ獲得していない」(78.8%)が突出して高くなっているものの、「1社」が12.3%、「2社」が4.9%、「3社」が2.2%となり、『内定を獲得している(計)』は21.2%となった。
一方、大学4年生(485名)では「1社」(46.2%)が最も高くなり、「2社」(17.7%)、「3社」(12.0%)が続いた。「まだ獲得していない」(7.6%)は1割未満にとどまっており、就職活動を始めている人の大多数が内定を1社以上獲得していることがわかった。


志望する業界 文系男性の1位「公務」、理系男性の1位「情報通信業」、
文系女性の1位「金融業、保険業」、理系女性の1位「医療、福祉」
続いて、志望業界について質問した。
全回答者(1,000名)に、志望する業界を聞いたところ、1位「医療、福祉」(13.8%)、2位「公務(他に分類されるものを除く)」(12.8%)、3位「情報通信業」(12.2%)、4位「金融業、保険業」「サービス業(他に分類されないもの)」(いずれも10.3%)となった。
男女別にみると、男性では1位「公務(他に分類されるものを除く)」(16.0%)、2位「情報通信業」(14.6%)、3位「製造業」(13.2%)、女性では1位「医療、福祉」(18.4%)、2位「サービス業(他に分類されないもの)」(10.6%)、3位「金融業、保険業」(10.2%)だった。
男女・学部別にみると、1位に挙がったのは、文系の男性では「公務(他に分類されるものを除く)」(20.4%)、理系の男性では「情報通信業」(24.7%)、文系の女性では「金融業、保険業」(13.0%)、理系の女性では「医療、福祉」(40.3%)だった。


内定獲得先企業の業界 文系男性の1位「卸売業、小売業」「公務」、理系男性の1位「情報通信業」、
文系女性の1位「情報通信業」、理系女性の1位「医療、福祉」
内定を獲得している人(534名)に、内定(内々定を含む)を獲得した企業の業界を聞いたところ、1位「情報通信業」(15.0%)、2位「医療、福祉」(12.5%)、3位「金融業、保険業」(10.3%)、4位「製造業」(9.4%)、5位「サービス業(他に分類されないもの)」(9.2%)となった。
男女別にみると、男性では1位「情報通信業」(14.7%)、2位「製造業」(13.9%)、3位「卸売業、小売業」(10.5%)、女性では1位「医療、福祉」(16.4%)、2位「情報通信業」(15.3%)、3位「金融業、保険業」(12.3%)となっており、男女とも志望する業界のTOP3(男性:「公務」「情報通信業」「製造業」、女性:「医療、福祉」「サービス業」「金融業、保険業」)とは違いがみられた。
男女・学部別にみると、1位に挙がったのは、文系の男性では「卸売業、小売業」「公務(他に分類されるものを除く)」(いずれも12.5%)、理系の男性では「情報通信業」(28.4%)、文系の女性では「情報通信業」(17.0%)、理系の女性では「医療、福祉」(39.7%)だった。


志望企業を選定する際の重視ポイント
1位「福利厚生が充実している」2位「ワークライフバランスがとりやすい」3位「自分のやりたい仕事ができる」
全回答者(1,000名)に、志望企業を選定する際に重視したこと(またはしたいこと)を聞いたところ、「福利厚生が充実している」(33.3%)が最も高くなり、「ワークライフバランスがとりやすい」(33.1%)、「自分のやりたい仕事ができる」(29.1%)、「給料が高い」(28.0%)、「希望する勤務地で働ける」(24.9%)が続いた。
男女別にみると、男性では「自分のやりたい仕事ができる」(33.6%)、女性では「福利厚生が充実している」(38.0%)が1位となった。

「就職活動において生成AIを活用している」71%、
生成AIの活用シーン 1位「エントリーシートの作成」2位「志望動機の作成」3位「面接対策」
生成AIの活用について質問した。
就職活動を開始している人(891名)に、就職活動において生成AI(ChatGPTなど)を活用しているか(していたか)聞いたところ、「活用している(していた)」は71.4%、「活用していない」は28.6%と、生成AIも駆使しながら就職活動に臨んでいる人が多い結果となった。

ここで、就職活動を開始している大学4年生(485名)について、就職活動における生成AIの活用状況別に現在の内定(内々定を含む)獲得数の平均をみると、活用している人では2.3社、活用していない人では1.6社となった。

就職活動において生成AIを活用している(していた)人(636名)に、生成AIをどのように活用しているか(したか)聞いたところ、「エントリーシートの作成」(59.1%)が最も高くなり、「志望動機の作成」(42.1%)、「面接対策」(41.8%)、「自己分析」(41.2%)、「履歴書の作成」(32.5%)が続いた。
男女別にみると、「エントリーシートの作成」(男性62.9%、女性55.5%)や「面接対策」(男性45.8%、女性38.0%)、「情報収集」(男性29.4%、女性22.4%)、「企業研究」(男性27.4%、女性21.5%)は女性と比べて男性のほうが5ポイント以上高くなった。

就職活動への親の関与 関与率は「志望業界の選定」38%、「志望企業の選定」35%、「自己分析」33%、
「エントリーシートの作成」28%、「筆記試験対策」24%、「面接対策」29%
就職活動に親はどの程度関与しているのだろうか。
就職活動を開始している人(891名)に、自身の親は就職活動にどのくらい関与しているか(したか)聞いたところ、【志望業界の選定】では「非常に関与している・した」が12.0%、「やや関与している・した」が25.6%で合計した『関与している・した(計)』は37.6%、「全く関与していない・しなかった」が32.8%、「あまり関与していない・しなかった」が29.6%で合計した『関与していない・しなかった(計)』は62.4%となった。
また、【志望企業の選定】では『関与している・した(計)』は34.5%、【自己分析】では『関与している・した(計)』は32.5%、【エントリーシートの作成】では『関与している・した(計)』は28.3%、【筆記試験対策】では『関与している・した(計)』は23.6%、【面接対策】では『関与している・した(計)』は28.5%と、親が就職活動に関わっているケースは少なくないようだ。

就職後の働き方
就職後の働き方の希望
“プライベート”vs“仕事優先” 「プライベートを優先させる働き方」83%、「仕事を優先する働き方」17%
“同僚と競い合う”vs“同僚と助け合う” 「同僚と競い合う働き方」22%、「同僚と助け合う働き方」78%
目指すのは“管理職”vs“専門家” 「管理職を目指す働き方」39%、「専門家を目指す働き方」61%
評価は“成果主義”vs“年功序列” 「成果主義で評価される働き方」64%、「年功序列で評価される働き方」36%
“定年まで同じ会社”vs“転職” 「定年まで同じ会社にいる働き方」56%、「機会があれば転職する働き方」44%
就職後の働き方について質問した。
全回答者(1,000名)に、働き方を複数提示し、それぞれどちらの働き方を希望するか聞いたところ、「プライベートを優先させる働き方」と「仕事を優先する働き方」では『プライベートを優先させる働き方(計)』(「絶対に」と「どちらかといえば」の合計、以下同様)が82.6%、『仕事を優先する働き方(計)』が17.4%となった。プライベートを犠牲にして猛烈に働くのではなく、ワークライフバランスを重視した働き方を望む人が多いのではないだろうか。

「同僚と競い合う働き方」と「同僚と助け合う働き方」では『同僚と競い合う働き方(計)』が21.8%、『同僚と助け合う働き方(計)』が78.2%となった。チームワークを大切にした働き方を望む人が多いようだ。

「管理職(リーダー)を目指す働き方」と「専門家(プロフェッショナル)を目指す働き方」では『管理職(リーダー)を目指す働き方(計)』が38.7%、『専門家(プロフェッショナル)を目指す働き方(計)』が61.3%となった。
男女別にみると、女性では『管理職(リーダー)を目指す働き方(計)』が35.0%と、男性(42.4%)と比べて7.4ポイント低くなった。

「成果主義で評価される働き方」と「年功序列で評価される働き方」では『成果主義で評価される働き方(計)』が63.6%、『年功序列で評価される働き方(計)』が36.4%となった。

「定年まで同じ会社にいる働き方」と「機会があれば転職する働き方」では『定年まで同じ会社にいる働き方(計)』が55.9%、『機会があれば転職する働き方(計)』が44.1%となった。
男女別にみると、女性では『機会があれば転職する働き方(計)』が47.6%と、男性(40.6%)と比べて7.0ポイント高くなった。

希望する初任給の額(額面) 平均は男性27.9万円/月、女性26.1万円/月
最終的に到達したい年収(額面) 平均は男性900万円、女性564万円
最後に、給与の希望について質問した。
全回答者(1,000名)に、希望する初任給の額(額面での月額)を聞いたところ、「25万円~30万円未満」(40.1%)に最も多くの回答が集まったほか、「20万円~25万円未満」(26.8%)や「30万円~35万円未満」(23.3%)にも回答がみられ、平均は27.0万円だった。
男女別にみると、希望する初任給の額の平均は、男性27.9万円、女性26.1万円と、男性のほうが1.8万円高くなった。

また、最終的に到達したい年収(額面)を聞いたところ、「400万円未満」(25.9%)や「400万円~600万円未満」(25.2%)、「1,000万円~1,500万円未満」(17.6%)などに回答が分かれ、平均は732万円となった。
男女別にみると、最終的に到達したい年収の平均は、男性900万円、女性564万円と、男性のほうが336万円高くなった。

調査概要
調査タイトル:就職活動に関する意識・実態調査2025
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする大学卒業後の進路として就職を希望する大学3年生・4年生
調査期間:2025年12月12日~12月19日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1,000名(大学3年生:男性 250s 女性250s 計500s、大学4年生:男性 250s 女性250s 計500s)
実施機関:ネットエイジア株式会社
お見積り等のご依頼や、各種調査のご相談は、
お気軽にご連絡ください。