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リサーチ事例
ジブラルタ生命調べ
未分類 IT・テクノロジーエンタメ・スポーツ暮らし

家族愛に関する調査2025

目次(INDEX)

ジブラルタ生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:蕪木 広義)は、20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女4,700名(男性2,350名 女性2,350名)を対象に、「家族愛に関する調査2025」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

◆自身の家族愛を100点満点で評価すると? 全体平均は77.7点
1位「山梨県」82.1点、2位「兵庫県」82.0点、3位「栃木県」81.3点、最下位は「宮城県」70.6点

自身の家族愛の点数を100点満点(0点:最低~100点:最高)で評価すると何点か聞くと、「100点」に最も多くの回答が集まり、平均は77.7点でした。
都道府県別にみると、平均は1位が「山梨県」(82.1点)2位が「兵庫県」(82.0点)3位が「栃木県」(81.3点)4位が「京都府」と「沖縄県」(いずれも81.1点)でした。最下位は「宮城県」(70.6点)でした。

◆今年起きた夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩の回数 平均は12.1回

今年、夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩を何回くらいしたか聞くと、「0回」に最も多くの回答が集まりました。また、「1回」や「2回」、「5回」、「10~19回」にも回答がみられ、平均は12.1回でした。
都道府県別にみると、喧嘩をした回数の平均は、奈良県(21.1回)が最も多くなり、大阪府(19.6回)茨城県(18.1回)宮崎県(17.9回)鹿児島県(17.5回)が続きました。

◆家族愛が強いと思うスポーツ選手TOP3
男性選手「大谷翔平さん」「イチローさん」「長友佑都さん」、女性選手「浜口京子さん」「北斗晶さん」「谷亮子さん」

“家族愛が強い”というイメージに合うスポーツ選手を聞くと、男性スポーツ選手では「大谷翔平さん」がダントツとなり、2位「イチローさん」3位「長友佑都さん」と続きました。女性スポーツ選手では1位「浜口京子さん」2位「北斗晶さん」3位「谷亮子さん」となりました。

家族観について

自分にとって“家族”とは? 4年連続1位は「心の支えになる存在」

全国の20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女4,700名(全回答者)に対し、家族観について質問しました。

全回答者(4,700名)に、自分にとって“家族”とはどのような存在か聞いたところ、「心の支えになる存在」(48.7%)が最も高くなり、「安心できる存在」(48.0%)、「助け合える存在」(46.8%)、「一緒にいて落ち着く存在」(40.1%)、「守りたいと思う存在」(39.7%)が続きました。

過去の調査結果と比較すると、「心の支えになる存在」は4年連続1位(2022年58.3%、2023年54.3%、2024年53.4%、2025年48.7%)となりました。一方で、上位10位の項目においては、すべての項目で下降する傾向がみられました。

※2022年調査:『家族愛に関する調査2022』(2022年12月14日発表)
https://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/20221214.pdf
※2023年調査:『家族愛に関する調査2023』(2023年11月20日発表)
https://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/20231120.pdf
※2024年調査:『家族愛に関する調査2024』(2024年11月21日発表)
https://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/2024112101.pdf

家族関係について

夫婦・パートナータイプは? 最多は“同居人タイプ”! 20代では4人に1人が“恋人タイプ”
福島県、静岡県、大分県では「戦友タイプ」が1位

家族間の関係性について質問しました。

全回答者(4,700名)に、自身と配偶者・パートナーはどの夫婦・パートナータイプに最も近いと思うか聞いたところ、最も多くなったのは「同居人タイプ」(29.1%)、次いで「親友タイプ」(26.7%)、「戦友タイプ」(19.3%)、「恋人タイプ」(15.7%)となりました。
年代別にみると、「同居人タイプ」は高年層で高くなる傾向がみられ、50代以上(50代38.3%、60代38.1%)では4割に近くなりました。他方、「恋人タイプ」は年代が上がるにつれ低くなる傾向がみられ、最も高くなった20代(27.2%)と最も低くなった60代(9.6%)では17.6ポイントの差がみられました。「親友タイプ」は30代(30.4%)で最も高くなりました。ライフステージの変化によって夫婦・パートナー間の関係性が変わっていく様子がみられる結果となりました。

都道府県別にみると、多くの都道府県で1位は「同居人タイプ」、「親友タイプ」のいずれかとなり、福島県、静岡県、大分県では「戦友タイプ」が1位(大分県は「同居人タイプ」と同率)となりました。

配偶者・パートナーとの休日の過ごし方 「一緒に行動することが多い」が71%
同居人タイプと上司・部下タイプでは「別々に行動することが多い」が多数派に

次に、全回答者(4,700名)に、配偶者・パートナーとの休日の過ごし方について、一緒に行動することが多いか、別々に行動することが多いか聞いたところ、「一緒に行動することが多い」が36.5%、「どちらかといえば一緒に行動することが多い」が34.3%で、合計した『一緒に行動することが多い(計)』が70.8%、「別々に行動することが多い」が12.5%、「どちらかといえば別々に行動することが多い」が16.7%で、合計した『別々に行動することが多い(計)』が29.2%となり、一緒に行動する夫婦・パートナーが多数派となりました。
夫婦・パートナーのタイプ別にみると、恋人タイプでは『一緒に行動することが多い(計)』が94.8%となりました。また、同居人タイプと上司・部下タイプでは『別々に行動することが多い(計)』(同居人タイプ57.3%、上司・部下タイプ70.6%)が多数派となりました。

都道府県別にみると、“一緒に行動”が最も高くなったのは山梨県(85.0%)で、福岡県と鹿児島県(いずれも80.0%)が続きました。“別々に行動”が最も高くなったのは三重県(40.0%)で、群馬県(38.0%)、福井県と和歌山県(いずれも36.0%)が続きました。

配偶者・パートナーからの希望の呼ばれ方 女性では「名前の呼び捨て」「名前+ちゃん・さん」がTOP2

家族からの呼ばれ方について質問しました。

全回答者(4,700名)に、希望する配偶者・パートナーからの呼ばれ方を聞いたところ、男性では「名前+くん・さん」(28.1%)が最も高くなり、「名前の呼び捨て」(14.3%)、「パパ」(14.0%)、「おとうさん」(10.6%)、「あだ名」(9.1%)が続きました。
女性では「名前の呼び捨て」(29.7%)が最も高くなり、次いで「名前+ちゃん・さん」(29.2%)、「ママ」(9.4%)、「あだ名」(9.3%)、「おかあさん」(6.2%)となりました。

また、実際にされている配偶者・パートナーからの呼ばれ方を聞いたところ、男性では「名前+くん・さん」(26.6%)、女性では「名前の呼び捨て」(28.3%)が最も高く、男性・女性ともに“希望の呼ばれ方”と“実際の呼ばれ方”の1位が同じとなりました。

実際にされている配偶者・パートナーからの呼ばれ方を都道府県別にみると、男性では多くの都道府県で「名前+くん・さん」が1位となり、千葉県では「おとうさん」が「名前+くん・さん」「パパ」とともに1位、沖縄県では「名前の呼び捨て」が1位となりました。女性では多くの都道府県で「名前の呼び捨て」と「名前+ちゃん・さん」のいずれかが1位、岩手県では「ママ」が1位でした。

子どもからの呼ばれ方 男性では「パパ」38%、「おとうさん」28%、女性では「ママ」42%、「おかあさん」29%

次に、子どもがいる方(3,622名)に、希望する子どもからの呼ばれ方を聞いたところ、男性では「おとうさん」(33.4%)、「パパ」(31.0%)が突出して高く、以降「とうさん」(5.9%)、「とうちゃん」(3.5%)、「名前+くん・さん」(3.3%)となりました。
女性では、「ママ」(36.9%)と「おかあさん」(35.2%)が突出して高くなり、「かあさん」(5.2%)、「名前+ちゃん・さん」(4.1%)、「かあちゃん」(2.7%)が続きました。

また、実際にされている子どもからの呼ばれ方を聞いたところ、男性では「パパ」(37.9%)が最も高く、次いで「おとうさん」(27.9%)、「とうさん」(4.2%)、「名前+くん・さん」(4.1%)、「とうちゃん」(3.3%)となりました。
女性では「ママ」(42.2%)が突出して高くなり、「おかあさん」(28.7%)、「かあさん」(4.6%)、「名前+ちゃん・さん」(3.4%)、「おかん」(3.1%)が続きました。

実際にされている子どもからの呼ばれ方のTOP2である「パパ・ママ」「おとうさん・おかあさん」について、それぞれ呼ばれている割合を都道府県別にみると、「パパ」が最も高くなったのは大分県(53.5%)で、宮城県(51.2%)、山形県(50.0%)が続き、「ママ」が最も高くなったのは熊本県(66.7%)で、長野県(57.9%)、群馬県(56.8%)が続きました。
また、「おとうさん」が最も高くなったのは沖縄県(46.2%)で、次いで大阪府(40.6%)、埼玉県(39.5%)、「おかあさん」が最も高くなったのは鹿児島県(50.0%)で、次いで鳥取県(47.4%)、宮崎県(43.2%)となりました。

家族では誰の意見が優先されることが多い?
夫婦・パートナー間で意見が食い違った場合 「妻・女性パートナー」が多数派、
親子間で意見が食い違った場合 「親」「子ども」で拮抗する結果に

家庭内で何かを決めるとき、誰の意見が優先されることが多いのでしょうか。

全回答者(4,700名)に、夫婦・パートナー間で意見が食い違った場合、夫と妻のどちらの意見を尊重することが多いか聞いたところ、『夫・男性パートナーの意見を尊重することが多い』(【P】にあてはまる(計):「非常に」と「どちらかといえば」の合計、以下同様)が46.8%、『妻・女性パートナーの意見を尊重することが多い』(【Q】にあてはまる(計):「非常に」と「どちらかといえば」の合計、以下同様)が53.2%となり、妻・女性パートナーの意見を尊重している夫婦・パートナーが多数派となりました。
男女別にみると、男性では『妻・女性パートナーの意見を尊重することが多い』(60.3%)が6割を上回った一方、女性では『夫・男性パートナーの意見を尊重することが多い』(53.9%)が半数以上となりました。

都道府県別にみると、多くの都道府県で「妻・女性パートナー」が多数派となり、神奈川県、山梨県、香川県では「両方(両者が同率)」となりました。

子どもがいる方(3,622名)に、親子間で意見が食い違った場合、親と子どものどちらの意見を尊重することが多いか聞いたところ、『親の意見を尊重することが多い』が50.2%、『子どもの意見を尊重することが多い』が49.8%と、両者が拮抗しました。
年代別にみると、年代が上がるにつれ、『親の意見を尊重することが多い』が低くなり、『子どもの意見を尊重することが多い』が高くなる傾向がみられました。

都道府県別にみると、多くの都道府県で「親」と「子ども」のいずれかが多数派となった一方、大分県では「両方(両者が同率)」となりました。

「家族に対する隠し事がある」20%
家族に隠していること 男性1位は「自身の過去のこと」、女性1位は「家計のこと」

家族への隠し事について質問しました。

全回答者(4,700名)に、家族に対する隠し事があるか聞いたところ、「隠し事がある」は19.5%、「隠し事はない」は80.5%と、大多数が家族に隠し事はしていないことがわかりました。

家族に対する隠し事がある方(916名)に、家族に隠していることを聞いたところ、1位「自身の過去のこと」(35.0%)、2位「家計のこと」(33.0%)、3位「趣味のこと」(18.8%)、4位「恋愛のこと」(10.5%)、5位「仕事のこと」(9.8%)となりました。
男女別にみると、男性1位は「自身の過去のこと」(32.2%)、女性1位は「家計のこと」(37.8%)でした。
隠し事の内容をみると、男性1位の「自身の過去のこと」では「どんなことをしてきたか」や「とてもイキっていた」、女性1位の「家計のこと」では「秘密で物を買う」や「貯金を切り崩していること」といった回答が挙げられました。

自身の家族を表す色 1位「オレンジ」、理由は「温もり・暖かみがある」や「明るい」など

全回答者(4,700名)に、自身の家族の雰囲気を表すのに最もふさわしいと思う色を聞いたところ、1位「オレンジ」(28.0%)、2位「緑」(15.7%)、3位「白」(13.0%)、4位「青」(12.7%)、5位「黄」(9.6%)となりました。
ふさわしいと思う理由をみると、「オレンジ」では「温もり・暖かみがある」や「明るい」、「緑」では「植物や自然のイメージ」や「落ち着く」、「白」では「これから何色にも染まれる」といった回答が主に挙げられました。

年代別にみると、50代以下では1位は「オレンジ」(20代35.4%、30代32.9%、40代29.9%、50代21.2%)となり、60代では1位は「緑」(23.3%)でした。また、20代では「ピンク」(11.3%)が3位に挙がりました。

男女・都道府県別にみると、男女ともに多くの都道府県で「オレンジ」が1位となりました。また、男性では「緑」や「青」もみられたほか、北海道・愛知県・滋賀県・香川県で「白」が1位(愛知県と香川県は「オレンジ」と同率)、女性では、北海道・茨城県・東京都・大阪府で「緑」が1位(北海道は「オレンジ」と同率)、愛知県で「オレンジ」と同率で「ピンク」が1位、熊本県で「青」が1位となりました。

これまでに“家族がいて良かった”と感じたとき 「家族で団らんしているとき」が半数以上

全回答者(4,700名)に、これまでに、“家族がいて良かった”と感じたのはどのようなときか聞いたところ、1位「家族で団らんしているとき」(53.6%)、2位「一緒に食事をしているとき」(48.3%)となりました。家族間のコミュニケーションによって、家族のありがたみを感じている人が多いのではないでしょうか。以降、3位「自分が体調を崩したとき」(43.3%)、4位「レジャー・旅行に行ったとき」(40.5%)、5位「『おかえりなさい』と言われたとき」(29.9%)でした。
男女別にみると、「自分の味方をしてもらったとき」(男性20.7%、女性34.4%)や「悩みや愚痴を聞いてもらったとき」(男性20.0%、女性34.3%)は男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなりました。
年代別にみると、「自分が体調を崩したとき」は年代が上がるにつれ高くなる傾向がみられ、60代では52.1%と、半数以上となりました。また、「『おかえりなさい』と言われたとき」は若年層で高くなる傾向がみられ、最も高くなった20代と30代では34.0%でした。

過去の調査結果と比較すると、2024年調査で3位の「一緒に食事をしているとき」(2024年44.7%、2025年48.3%)が2位に挙がり、また、2024年調査では10位圏外(11位)だった「一緒に趣味を楽しんでいるとき」(2024年23.4%、2025年28.4%)は6位に挙がりました。家族での団らんのほか、日常の何気ない瞬間を家族で共有することで家族の良さを改めて実感することが増えているのではないでしょうか。

配偶者・パートナーに対して“イライラ”すること TOP3
男性では「愚痴が多い」「電気・水を無駄遣いする」「スマホばかり見ている」「お金の無駄遣いをする」
女性では「スマホばかり見ている」「イビキがうるさい」「電気・水を無駄遣いする」

配偶者・パートナーに対するイライラの原因となっているのはどのようなことなのでしょうか。

全回答者(4,700名)に、配偶者・パートナーに対して“イライラ”することを聞いたところ、1位は「スマホばかり見ている」(15.9%)となり、2位「電気・水を無駄遣いする(つけっぱなし・流しっぱなし)」(12.9%)、3位「お金の無駄遣いをする」(12.4%)が続きました。電気や水、お金の節約に対する意識の違いにイライラしてしまうことも多いようです。

男女別にみると、男性では1位「愚痴が多い」(11.7%)、2位「電気・水を無駄遣いする(つけっぱなし・流しっぱなし)」(10.0%)、3位「スマホばかり見ている」「お金の無駄遣いをする」(いずれも9.7%)、5位「部屋を散らかす」(9.0%)、女性では1位「スマホばかり見ている」(22.0%)、2位「イビキがうるさい」(19.9%)、3位「電気・水を無駄遣いする(つけっぱなし・流しっぱなし)」(15.8%)、4位「お金の無駄遣いをする」(15.0%)、5位「会話が少ない・話を聞かない」(14.0%)となりました。
また、男性では6位に「外出前の身支度が長い」(7.3%)、9位に「ゴミを片付けない・分別しない」(6.4%)、女性では7位に「自分の趣味ばかり優先する」(12.8%)、9位に「服・靴を脱ぎっぱなしにする」(12.1%)が挙がりました。

“家族に言いたい”“家族から言われたい”“家族から言われて感動した”セリフ すべてで「ありがとう」がダントツ

家族への言葉について質問しました。

まず、全回答者(4,700名)に、家族に対して言いたいセリフを聞いたところ、「ありがとう」(1,531名)がダントツとなりました。次いで、2位は「好き、大好き、愛している」(340名)、3位は「頑張ろう、頑張れ」(37名)となりました。

男女別にみると、男女ともに「ありがとう」(男性664名、女性867名)がダントツ、「好き、大好き、愛している」(男性127名、女性213名)が2位となりました。男女ともに、日頃の感謝や家族への愛を伝えたいと考えている人が多いようです。次いで、男性では3位「頑張ろう、頑張れ」(22名)、女性では3位「自分のことは自分でして」(33名)となりました。

次に、家族から言われたいセリフを聞いたところ、言いたいセリフと同様に「ありがとう」(1,611名)がダントツ、2位は「好き、大好き、愛している」(359名)となり、3位は「お疲れ様」(87名)でした。感謝や愛を伝える言葉のほか、ねぎらいの言葉もお互いに掛け合いたいと思っている人が多いのではないでしょうか。

男女別にみると、言いたいセリフと同様に、男女とも1位は「ありがとう」(男性639名、女性972名)、2位は「好き、大好き、愛している」(男性124名、女性235名)となりました。また、男性では3位は「お疲れ様」(67名)、女性では3位は「おいしい」(22名)でした。

続いて、家族から言われて感動したセリフを聞いたところ、家族に言いたいセリフ、家族から言われたいセリフと同様、「ありがとう」(1,157名)がダントツとなり、「ありがとう」が1位を独占する結果となりました。また、2位は「好き、大好き、愛している」(292名)となり、TOP2は同じ結果となりました。以降、3位「あなたがいてくれて・家族で・家族になれて良かった」(88名)、4位「よく頑張っているね、頑張ったね」(52名)、5位「おいしい」(41名)と続きました。

男女別にみると、男女ともに1位は「ありがとう」(男性550名、女性607名)、2位は「好き、大好き、愛している」(男性106名、女性186名)、3位は「あなたがいてくれて・家族で・家族になれて良かった」(男性31名、女性57名)となりました。

義理の家族との仲は? 富山県では「非常に仲が良くない」が1割に

全回答者(4,700名)に、義理の家族(配偶者・パートナーの家族)との付き合いがあるか聞いたところ、「付き合いがある」は83.1%、「付き合いがない」は16.9%となりました。
年代別にみると、「付き合いがある」が最も高くなったのは、30代で86.4%でした。また、50代以上(50代79.7%、60代79.4%)では8割未満と、他の年代と比べて低くなりました。

義理の家族との付き合いがある方(3,907名)に、義理の家族との仲として、あてはまるものを聞いたところ、「非常に仲が良い」は16.4%、「どちらかといえば仲が良い」は63.8%で合計した『仲が良い(計)』は80.2%となりました。義理の家族とは良好な関係を築けている人が多いようです。
義理の家族との仲について、「非常に仲が良い」と「非常に仲が良くない」それぞれの割合を都道府県別にみると、「非常に仲が良い」では山梨県(23.5%)が最も高くなり、反対に、「非常に仲が良くない」では富山県(9.9%)が最も高くなりました。また、静岡県は「非常に仲が良い」(20.9%)では6位となった一方、「非常に仲が良くない」(7.0%)でも3位と、どちらも上位に挙がりました。

対話型AIの活用実態
「家族の代わりに対話型AIと会話し寂しさを埋めることがある」14%、
「家族に関する悩みを対話型AIに相談することがある」15%、
「家族に相談しにくい悩みを対話型AIに相談することがある」16%、
「対話型AIを家族の一員と感じることがある」12%、
いずれの項目でも20代では20%以上が経験あり

全回答者(4,700名)に、対話型AIに対する意識について質問しました。

はじめに、対話型AIに関して、【家族の代わりに対話型AIと会話し寂しさを埋めること】はどのくらいあるか聞いたところ、「よくある」は1.6%、「時々ある」は5.1%、「まれにある」は6.9%で、合計した『ある(計)』は13.6%となり、「全くない」は86.4%となりました。
年代別にみると、『ある(計)』は高年層で低くなる傾向がみられ、50代以上(50代6.1%、60代6.1%)では1割未満となりました。

【家族に関する悩みを対話型AIに相談すること】では、『ある(計)』は14.8%となり、「全くない」は85.2%となりました。
年代別にみると、『ある(計)』は20代(27.6%)では全体より12.8ポイント高くなりました。

【家族に相談しにくい悩みを対話型AIに相談すること】では、『ある(計)』は16.3%となり、「全くない」は83.7%となりました。
年代別にみると、『ある(計)』は20代(28.4%)では3割に近くなりました。

【対話型AIを家族の一員と感じること】では、『ある(計)』は12.1%となり、「全くない」は87.9%となりました。
年代別にみると、『ある(計)』は40代以上(40代9.0%、50代6.1%、60代4.8%)では1割を下回りました。

いずれの項目においても、20代では2割以上で最も高くなり、高年層で低くなる傾向がみられました。『20代の意識・実態調査2025』(※)の調査結果では、20代の対話型AIに対する認識として「便利」と「質問・相談相手」がTOP2となりました。デジタルネイティブである20代では悩みの相談相手として対話型AIに信頼を寄せている人も少なくないようです。

※『20代の意識・実態調査2025』(2025年10月8日発表)
https://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/20251008.pdf

家族愛について

自身の家族愛に対して100点満点での評価 全体平均は77.7点
自己評価が高い都道府県は? 1位「山梨県」、2位「兵庫県」、3位「栃木県」

家族愛について質問しました。

全回答者(4,700名)に、自身の家族愛の点数を100点満点(0点:最低~100点:最高)で評価すると何点か聞いたところ、「100点」(31.1%)に最も多くの回答が集まり、平均は77.7点でした。男女別に平均をみると、男性77.5点、女性77.8点でした。
回答が多く集まったものについて理由をみると、「80点台」では「もっと家族を大事にできるなあと感じる瞬間があるため(40代男性)」や「良いところもあるが欠けているところもある(60代女性)」、「とにかく守りたいがそのためには仕事も頑張らないといけない(60代男性)」、「旦那に対する配慮が足りないと思うときがあるし、求め過ぎてしまうときがある(50代女性)」、「100点」では「なんだかんだ言っても、お互いに信じ合っている(50代男性)」や「いつも私を大事にしてくれる(60代女性)」、「お互いに助け合い、分かり合える時間が自然にとれるところ(40代女性)」、「仕事をしていても早く帰って家族に会いたいと考えてしまうぐらい好きだから(40代男性)」といった回答がありました。

過去の調査結果と比較すると、平均は全体では2022年79.8点→2023年76.7点→2024年76.1点→2025年77.7点、男性では2022年79.3点→2023年75.7点→2024年74.9点→2025年77.5点、女性では2022年80.3点→2023年77.6点→2024年77.4点→2025年77.8点と、2024年までの下降傾向から、2025年調査では上昇に転じました。

都道府県別にみると、平均は1位が山梨県(82.1点)、2位が兵庫県(82.0点)、3位が栃木県(81.3点)、4位が京都府と沖縄県(いずれも81.1点)でした。最下位は宮城県(70.6点)でした。

男女・都道府県別にみると、平均は男性では1位が徳島県(85.4点)、2位が岐阜県(83.6点)、3位が兵庫県(83.4点)、女性では1位が東京都(84.1点)、2位が沖縄県(83.0点)、3位が京都府(82.6点)でした。

家族間のコミュニケーションについて

家族間でのLINE 【家族のグループLINE】【子どもとのLINE】では「東京都」が最多、
【配偶者・パートナーとのLINE】では「神奈川県」が1位

家族間のコミュニケーションについて質問しました。

各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、1日における家族とのLINEの頻度について質問しました。
家族のグループLINEの頻度を聞いたところ、平均が最も多くなったのは、東京都(2.73回)となり、徳島県(2.24回)、神奈川県(2.13回)、宮城県(2.11回)、青森県(2.06回)が続きました。上位5位については、1日に2回以上でした。
配偶者・パートナーとのLINE(1:1トーク)の頻度を聞いたところ、平均は神奈川県(4.15回)が突出して多くなりました。次いで、千葉県(3.28回)、静岡県(3.27回)、京都府(3.17回)、秋田県(3.11回)となりました。
また、子どもがいる方(3,622名)に、子どもとのLINE(1:1トーク)の頻度を聞いたところ、平均が最も多くなったのは、家族のグループLINEと同様に東京都(2.56回)でした。以降、熊本県(1.79回)、千葉県(1.67回)、長崎県(1.54回)、栃木県(1.51回)が続きました。

今年、配偶者・パートナーに“愛の言葉”を伝えた回数 平均は26.3回、恋人タイプでは79.1回
都道府県別では「神奈川県」がトップ

全回答者(4,700名)に、今年、配偶者・パートナーに何回くらい“愛の言葉”(愛してる・好きなど)を伝えたか聞いたところ、「1回」(11.6%)や「5回」(6.5%)、「10~19回」(9.0%)などに回答が分かれ、平均は26.3回でした。また、「200回以上」は4.8%となりました。他方、「0回」は47.1%で約半数となり、“愛の言葉”を伝えた人の割合は52.9%となりました。

男女別にみると、“愛の言葉”を伝えた回数の平均は、男性(27.5回)では女性(25.2回)と比べて2.3回多く、“愛の言葉”を伝えた人の割合は男性(59.3%)では女性(46.5%)と比べて12.8ポイント高くなり、“愛の言葉”の回数および伝えた人の割合のいずれも男性が女性を上回りました。

前回の調査結果と比較すると、“愛の言葉”を伝えた回数の平均は2024年24.7回→2025年26.3回と1.6回多くなりました。一方で、“愛の言葉”を伝えた人の割合は2024年54.1%→2025年52.9%と下降しました。

夫婦・パートナーのタイプ別にみると、“愛の言葉”を伝えた回数の平均は恋人タイプが79.1回と、ダントツとなりました。また、同居人タイプ(5.5回)が最も少なくなり、全体と比べて20回以上の差がみられました。

都道府県別にみると、“愛の言葉”(愛してる・好きなど)を伝えた回数の平均は、神奈川県(56.1回)が突出して多くなり、50回以上でした。以降、奈良県(42.0回)、長崎県(39.8回)、京都府(38.2回)、北海道(36.1回)が続きました。

配偶者・パートナーに“ありがとう”と言っている回数 平均は5.5回/日
1位「和歌山県」8.7回、2位「北海道」8.5回、3位「鹿児島県」8.0回

全回答者(4,700名)に、配偶者・パートナーに1日で何回くらい“ありがとう”と言っているか聞いたところ、「1回」(26.8%)に最も多くの回答が集まったほか、「2回」(12.6%)や「3回」(13.9%)、「5回」(16.0%)にも回答がみられ、平均は5.5回でした。また、「0回」は16.6%となりました。

前回の調査結果と比較すると、1日に“ありがとう”と言っている回数の平均は2024年6.6回→2025年5.5回と1.1回少なくなりました。男女別にみると、男性(2024年7.5回→2025年5.7回)では1.8回少なく、女性(2024年5.6回→2025年5.4回)では同水準となりました。

都道府県別にみると、1日に“ありがとう”と言っている回数の平均は、和歌山県(8.7回)が最も多くなり、北海道(8.5回)、鹿児島県(8.0回)、群馬県(7.8回)、愛知県と滋賀県(いずれも7.7回)が続きました。

今年起きた夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩の回数 平均は12.1回、上司・部下タイプでは25.3回

配偶者・パートナーに“ごめんね”と言っている回数 平均は6.0回/月、1位は鹿児島県で10.1回/月

配偶者・パートナーとの喧嘩について質問しました。

全回答者(4,700名)に、今年、夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩を何回くらいしたか聞いたところ、「0回」(26.9%)に最も多くの回答が集まりました。また、そのほか「1回」(14.0%)や「2回」(10.8%)、「5回」(11.6%)、「10~19回」(12.9%)にも回答がみられ、平均は12.1回でした。

前回の調査結果と比較すると、喧嘩をした人の割合(2024年74.6%→2025年73.1%)は1.5ポイント下降しました。また、今年、夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩をした回数の平均(2024年13.2回→2025年12.1回)においては1.1回少なくなり、今年、喧嘩をした人の割合と喧嘩をした平均回数のどちらも昨年調査を下回る結果となりました。

夫婦・パートナーのタイプ別にみると、喧嘩をした回数の平均は上司・部下タイプ(25.3回)が突出して多くなり、全体の約2倍となりました。また、恋人タイプ(9.9回)、親友タイプ(9.1回)、戦友タイプ(9.9回)では10回以下にとどまりました。

都道府県別にみると、喧嘩をした回数の平均は、奈良県(21.1回)が最も多くなり、大阪府(19.6回)、茨城県(18.1回)、宮崎県(17.9回)、鹿児島県(17.5回)が続きました。また、最も少なくなったのは大分県で、6.5回と全体の平均の約半分となりました。

また、配偶者・パートナーに1カ月に何回くらい“ごめんね”と言っているか聞いたところ、「0回」(23.5%)や「1回」(24.5%)、「2回」(10.1%)、「5回」(13.8%)などに回答が分かれ、平均は6.0回でした。

都道府県別にみると、1カ月に“ごめんね”と言っている回数の平均は、鹿児島県(10.1回)が最も多くなりました。次いで、奈良県(9.3回)、滋賀県(9.2回)となりました。また、最も少なくなったのは広島県(2.9回)でした。今年、夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩をした平均回数で1位の奈良県は、“ごめんね”を言っている平均回数では2位、5位の鹿児島県は1位となっており、喧嘩が多いながらも謝罪をして仲直りしようと努めている夫婦・パートナーが多いようです。一方で、“ごめんね”を言っている回数の平均が最も少なかった広島県は喧嘩の平均回数では7位に挙がりました。広島県では喧嘩後はなかなか素直になれない夫婦・パートナーが少なくないのではないでしょうか。

選択的夫婦別姓制度について

選択的夫婦別姓制度の導入に対する考え 「賛成」は男性22%、女性32% 「反対」は男性30%、女性20%

選択的夫婦別姓制度が導入されたら? 「夫婦で別々の名字にしたい」は男性11%、女性16%

夫婦で同じ名字にするか、別々の名字にするかを選べる制度である選択的夫婦別姓制度について質問しました。

全回答者(4,700名)に、選択的夫婦別姓制度について、自身の考えはどちらにあてはまるか聞いたところ、≪選択的夫婦別姓制度の導入に、賛成か、反対か≫では、『賛成』(【P】にあてはまる(計):「非常に」と「やや」の合計、以下同様)が26.8%、『反対』(【Q】にあてはまる(計):「非常に」と「やや」の合計、以下同様)が24.6%、「どちらともいえない」が48.6%となりました。
男女別にみると、『賛成』(男性21.9%、女性31.7%)は男性と比べて女性のほうが9.8ポイント高くなり、『反対』(男性29.7%、女性19.5%)は女性と比べて男性のほうが10.2ポイント高くなりました。

男女・都道府県別にみると、『賛成』と回答した人の割合が最も高くなったのは、男性では北海道(38.0%)、女性では神奈川県(44.0%)、『反対』と回答した人の割合が最も高くなったのは、男性では徳島県と高知県(いずれも40.0%)、女性では新潟県(30.0%)でした。

≪選択的夫婦別姓制度が導入された場合、夫婦で別々の名字にしたいか、夫婦で同じ名字にしたいか≫では、『夫婦で別々の名字にしたい』が13.0%、『夫婦で同じ名字にしたい』が43.9%、「どちらともいえない」が43.1%となりました。選択的夫婦別姓制度が導入されたとしても、現在の夫婦同氏制度のように、どちらかの名字に揃えたいと考える人が多いようです。
男女別にみると、『夫婦で別々の名字にしたい』(男性10.5%、女性15.5%)は男性と比べて女性のほうが5.0ポイント高くなりました。

男女・都道府県別にみると、『夫婦で別々の名字にしたい』と回答した人の割合が最も高くなったのは、男性では東京都と兵庫県(いずれも20.0%)、女性では香川県(26.0%)、『夫婦で同じ名字にしたい』と回答した人の割合が最も高くなったのは、男性では静岡県と岡山県(いずれも56.0%)、女性では熊本県(58.0%)でした。

夫婦が別々の名字になったら?
「夫婦の関係性に影響があると思う」23%、「親子の関係性に影響があると思う」34%

≪夫婦が別々の名字になった場合、夫婦の関係性に影響があると思うか、夫婦の関係性に影響はないと思うか≫では、『夫婦の関係性に影響があると思う』が22.6%、『夫婦の関係性に影響はないと思う』が31.4%、「どちらともいえない」が46.0%となりました。
男女別にみると、『夫婦の関係性に影響があると思う』(男性25.2%、女性20.0%)は女性と比べて男性のほうが5.2ポイント高くなり、『夫婦の関係性に影響はないと思う』(男性26.8%、女性36.0%)は男性と比べて女性のほうが9.2ポイント高くなりました。

男女・都道府県別にみると、『夫婦の関係性に影響があると思う』と回答した人の割合が最も高くなったのは、男性では福井県と熊本県(いずれも42.0%)、女性では山形県と福井県(いずれも32.0%)、『夫婦の関係性に影響はないと思う』と回答した人の割合が最も高くなったのは、男性では大阪府(40.0%)、女性では滋賀県と高知県(いずれも50.0%)でした。

≪夫婦が別々の名字になった場合、親子の関係性に影響があると思うか、親子の関係性に影響はないと思うか≫では、『親子の関係性に影響があると思う』が34.0%、『親子の関係性に影響はないと思う』が21.1%、「どちらともいえない」が45.0%となりました。

男女・都道府県別にみると、『親子の関係性に影響があると思う』と回答した人の割合が最も高くなったのは、男性では福島県・栃木県・熊本県(いずれも50.0%)、女性では福井県(50.0%)、『親子の関係性に影響はないと思う』と回答した人の割合が最も高くなったのは、男性では長野県(32.0%)、女性では宮崎県(34.0%)でした。

生まれ変わりについて

「生まれ変わっても同じ親元に生まれたい」64%

「生まれ変わっても今の配偶者・パートナーを選びたい」男性の67%、女性の61%

生まれ変わりについて質問しました。

全回答者(4,700名)に、生まれ変わっても同じ親元に生まれたいか聞いたところ、「非常にそう思う」が24.0%、「どちらかといえばそう思う」が39.6%で、合計した『そう思う(計)』は63.7%となりました。

男女・都道府県別にみると、生まれ変わっても同じ親元に生まれたい人の割合は、男性では1位が香川県(84.0%)、2位が愛知県(76.0%)、3位が新潟県・長野県・三重県・奈良県(いずれも72.0%)、女性では1位が奈良県(80.0%)、2位が福井県・山梨県・大阪府・鳥取県・鹿児島県(いずれも72.0%)でした。

生まれ変わっても今の配偶者・パートナーを選びたいか聞いたところ、「非常にそう思う」が24.1%、「どちらかといえばそう思う」が40.3%で、合計した『そう思う(計)』は64.3%となりました。
男女別にみると、生まれ変わっても今の配偶者・パートナーを選びたい人の割合は、男性では67.3%と、女性(61.4%)と比べて5ポイント以上高くなりました。

男女・都道府県別にみると、生まれ変わっても今の配偶者・パートナーを選びたい人の割合は、男性では1位が千葉県(78.0%)、2位が栃木県・東京都・香川県・沖縄県(いずれも76.0%)、女性では1位が岐阜県(76.0%)、2位が神奈川県(74.0%)、3位が埼玉県・鹿児島県(いずれも72.0%)でした。

過去の調査結果と比較すると、【生まれ変わっても同じ親元に生まれたいか】では『そう思う(計)』の割合は2024年66.1%→2025年63.7%と2.4ポイントの下降、「非常にそう思う」の割合は2024年27.5%→2025年24.0%と3.5ポイントの下降となりました。最近では、“親ガチャ”という言葉が広く知られるようになっています。親との関係に悩んでいる人や、もし別の親だったらどのような人生を歩んでいたのかと考える人が増えているのではないでしょうか。
また、【生まれ変わっても今の配偶者・パートナーを選びたいか】では『そう思う(計)』の割合は2024年65.8%→2025年64.3%と1.5ポイントの下降、「非常にそう思う」の割合は2024年28.5%→2025年24.1%と4.4ポイントの下降となりました。

“家族愛”とエンタメ

家族愛が強いと思う芸能人 「杉浦太陽さん」「辻希美さん」夫妻がそろって1位に

家族愛が強いと思うスポーツ選手TOP3
男性選手「大谷翔平さん」「イチローさん」「長友佑都さん」、女性選手「浜口京子さん」「北斗晶さん」「谷亮子さん」

全回答者(4,700名)に、“家族愛が強い”というイメージに合うと思う人物について質問しました。

“家族愛が強い”というイメージに合う【芸能人】についてみると、男性芸能人では1位「杉浦太陽さん」(463名)、2位「ヒロミさん」(238名)、3位「木村拓哉さん」(120名)、女性芸能人では1位「辻希美さん」(559名)、2位「藤本美貴さん」(190名)、3位「北斗晶さん」(102名)となりました。2025年に、第5子が誕生したことで話題となった杉浦太陽さん&辻希美さん夫妻がそれぞれ1位という結果となりました。
前回の調査結果と比較してみると、男性芸能人では「杉浦太陽さん」が昨年2位から1位に、女性芸能人では「藤本美貴さん」が昨年3位から2位に上昇しました。

“家族愛が強い”というイメージに合う【スポーツ選手(引退した人を含む)】についてみると、男性スポーツ選手では「大谷翔平さん」(742名)がダントツとなり、2位「イチローさん」(148名)、3位「長友佑都さん」(116名)と続きました。女性スポーツ選手では1位「浜口京子さん」(141名)、2位「北斗晶さん」(126名)、3位「谷亮子さん」(97名)となりました。
前回の調査結果と比較してみると、女性スポーツ選手では「田中(大谷)真美子さん」が昨年8位から5位に上昇しました。

家族愛を感じる映画 1位「ALWAYS 三丁目の夕日」、2位「ホーム・アローン」「男はつらいよ」
30代以下では「リメンバー・ミー」がTOP3にランクイン

最後に、家族愛を感じる映像作品について質問しました。

家族愛を感じる映画を聞いたところ、1位は「ALWAYS 三丁目の夕日」(91名)となりました。次いで、2位「ホーム・アローン」「『男はつらいよ』シリーズ」(いずれも51名)、4位「そして父になる」(42名)、5位「『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ」(39名)となりました。

年代別にみると、60代では「『男はつらいよ』シリーズ」(21名)が1位となりました。また、30代以下ではピクサー映画の「リメンバー・ミー」(20代12名、30代12名)がTOP3にランクインしました。50代では第二次世界大戦中のユダヤ系家族を描いた作品「ライフ・イズ・ビューティフル」(10名)が3位に挙がりました。

家族愛を感じるドラマ 「ひとつ屋根の下」がダントツ、「あんぱん」が3位に

次に、家族愛を感じるドラマを聞いたところ、「ひとつ屋根の下」(346名)がダントツとなり、2位「北の国から」(119名)となりました。また、今年度の前期の連続テレビ小説である「あんぱん」(68名)が3位となり、以降、4位「マルモのおきて」(57名)、5位「渡る世間は鬼ばかり」(40名)となりました。

年代別にみると、すべての年代で「ひとつ屋根の下」(20代25名、30代29名、40代142名、50代88名、60代62名)が1位となりました。また、40代以下では「マルモのおきて」(20代13名、30代15名、40代15名)がTOP3に入りました。30代では「大好き!五つ子」(11名)が3位に挙がりました。

家族愛を感じるアニメ 1位「サザエさん」、2位「鬼滅の刃」、3位「クレヨンしんちゃん」
60代では「となりのトトロ」が3位

家族愛を感じるアニメを聞いたところ、「サザエさん」(392名)が1位となりました。以降、2位「鬼滅の刃」(221名)、3位「クレヨンしんちゃん」(173名)、4位「SPY×FAMILY」(79名)、5位「ちびまる子ちゃん」(67名)となりました。

年代別にみると、全年代で「鬼滅の刃」(20代36名、30代47名、40代62名、50代38名、60代38名)が2位となりました。現在、劇場版シリーズも公開中の「鬼滅の刃」は、家族愛を感じる作品として全年代から人気のようです。30代以下では「クレヨンしんちゃん」(20代49名、30代53名)が1位、40代以上では「サザエさん」(40代76名、50代111名、60代129名)が1位となりました。また、60代では「となりのトトロ」(21名)が3位となりました。

調査概要

調査タイトル:家族愛に関する調査2025
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女
調査期間:2025年9月22日~10月2日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:4,700名(有効回答から、各都道府県で男女・年代が均等になるように抽出)
実施機関:ネットエイジア株式会社

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