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20代の意識・実態調査2025

目次(INDEX)

ジブラルタ生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:蕪木 広義)は、全国の20歳~29歳の男女4,700名(男性2,350名 女性2,350名)を対象に、「20代の意識・実態調査2025」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

◆年上の世代に言われてなんのことだかわからなかった言葉 1位「アベック」、2位「チョベリグ/チョベリバ」、3位「ナウい」

年上の世代に言われてなんのことだかわからなかった言葉を聞くと、1位「アベック」2位「チョベリグ/チョベリバ」3位「ナウい」4位「半ドン」5位「テレコ」となりました。1960年代から1980年代頃に使用されていた、男女の二人連れを意味する「アベック」や、1996年に新語・流行語大賞のトップテンに選ばれた「チョベリグ/チョベリバ」といった言葉は、現代の20代にはピンと来ないようです。また、完全週休二日制の普及により制度自体が過去のものとなった「半ドン」や、バブル時代を象徴する「アッシー」、昭和のビジネス用語「鉛筆なめなめ」「一丁目一番地」も10位以内にランクインしました。

◆20代にとって対話型AIとは? 1位「便利」、2位「質問・相談相手」、3位「暇つぶし相手」

自身にとって“対話型AI”とはどのような存在か聞くと、1位「便利」2位「質問・相談相手」3位「暇つぶし相手」4位「役に立つ、有能」5位「話し相手」となりました。情報を得るといった有用な存在だけでなく、「暇つぶし相手」や「話し相手」といった気晴らしができるような存在ととらえている人も多いのではないでしょうか。

◆自身のマネーリテラシーに対する自信度
 自信がある人の割合は? 「家計管理に関するリテラシー」34%、「資産運用に関するリテラシー」25%、
 「ライフプラン(人生設計)に関するリテラシー」33%、「お金のトラブルに関するリテラシー」38%


自身のマネーリテラシーに対して自信があるかを聞くと、【家計管理に関するリテラシー】では『自信がある』は34.1%、【資産運用に関するリテラシー】では『自信がある』が25.1%となりました。【ライフプラン(人生設計)に関するリテラシー】では、『自信がある』が32.5%でした。
【お金のトラブルに関するリテラシー】では『自信がある』が38.3%と、どの項目においても自信がない人が多数派となり、特に【資産運用に関するリテラシー】では自信がない人が4人に3人でした。資産運用については知識や判断力が足りないと感じている20代が多いのではないでしょうか。
都道府県別にみると、【家計管理に関するリテラシー】では、自信がある人の割合が最も高くなったのは千葉県で、東京都、青森県が続きました。【資産運用に関するリテラシー】では、自信がある人の割合が最も高くなったのは東京都、京都府と愛媛県の順となりました。【ライフプラン(人生設計)に関するリテラシー】では、自信がある人の割合が最も高くなったのは青森県となり、福島県、群馬県、東京都が続きました。
【お金のトラブルに関するリテラシー】では、自信がある人の割合が最も高くなったのは栃木県と群馬県で、自信がある人が半数以上いるという結果になりました。以降、福島県、茨城県、鳥取県が続きました。

◆20代が影響を受けている(受けた)20代の有名人
 1位「芦田愛菜さん」、2位「橋本環奈さん」、3位「目黒蓮さん」、4位「大森元貴さん」「ちゃんみなさん」


影響を受けている(受けた)20代の有名人を聞くと、1位は「芦田愛菜さん」となりました。回答した理由については、「自分よりも年下だが、教養があり、とても礼儀正しいところが素敵で見習いたいと思えた」などが挙げられました。勉強熱心な姿勢に影響を受けた人が多いようです。次いで、2位「橋本環奈さん」、3位「目黒蓮さん」、4位「大森元貴さん」「ちゃんみなさん」となりました。

20代が感じる世代間ギャップについて

年上の年代に感じる世代間ギャップ 1位「SNSの使い方」
北海道、静岡県、福岡県、佐賀県、宮崎県では「ハラスメントに対する考え」が1位に

全国の20歳~29歳の男女4,700名(全回答者)に対し、自身のライフスタイルや仕事観・世代間ギャップについて質問しました。

はじめに、全回答者(4,700名)に、年上の世代とのギャップについて質問しました。

自分より年上(10歳以上年上)の世代とギャップを感じることを聞いたところ、「SNSの使い方」(20.3%)が最も高くなりました。次いで、「仕事に対する考え」(19.6%)、「恋愛・結婚に対する考え」(17.4%)、「礼儀・マナーに対する意識」(16.9%)、「飲み会に対する考え」(15.8%)となりました。

男女別にみると、男性では1位「仕事に対する考え」(17.5%)、2位「SNSの使い方」(15.6%)、3位「礼儀・マナーに対する意識」「飲み会に対する考え」(いずれも15.0%)でした。一方、女性では1位「SNSの使い方」(24.9%)、2位「恋愛・結婚に対する考え」(21.9%)、3位「仕事に対する考え」(21.7%)となりました。また、女性では「ハラスメントに対する考え」(16.7%)もTOP5にランクインしました。

都道府県別にみると、栃木県、埼玉県、東京都、京都府では「エンタメ作品(映画や歌など)の好み」、北海道、静岡県、福岡県、佐賀県、宮崎県では「ハラスメントに対する考え」が1位に挙げられました。また、大阪府、熊本県、沖縄県では「コミュニケーション方法」、奈良県では「雑談の内容」、愛媛県では「休日の過ごし方」が1位に挙げられる結果となりました。

20代が年上の世代から学びたいこと 1位「礼儀・マナー」、女性では5人に1人

全回答者(4,700名)に、自分より年上(10歳以上年上)の世代から学びたいと思うことを聞いたところ、1位は「礼儀・マナー」(18.6%)、2位は「職場での立ち居振る舞い」(16.3%)となりました。次いで、3位「お金の使い方」(15.5%)、4位「仕事を楽しむコツ」(15.1%)、5位「コミュニケーションスキル」(14.3%)となりました。“自分より年上(10歳以上年上)の世代とギャップを感じること”では、2位に「仕事に対する考え」(19.6%)、4位に「礼儀・マナーに対する意識」(16.9%)が挙げられており、20代では年上の世代の仕事への向き合い方や礼儀を重んじる姿勢を見て、学びたいと思う人が多いのではないでしょうか。

男女別にみると、1位は男性・女性ともに「礼儀・マナー」(男性15.7%、女性21.5%)となり、以降、男性では2位「仕事を楽しむコツ」(15.0%)、3位「職場での立ち居振る舞い」(14.4%)、女性では2位「職場での立ち居振る舞い」(18.3%)、3位「お金の使い方」(17.6%)が続きました。

年上の世代に言われてなんのことだかわからなかった言葉 1位「アベック」、2位「チョベリグ/チョベリバ」、3位「ナウい」

年上の世代に言って伝わらなかった言葉 1位「エモい」、2位「ワンチャン」、3位「り・りょ」「草」

全回答者(4,700名)に、年上の世代に言われてなんのことだかわからなかった言葉を聞いたところ、1位「アベック」(34名)、2位「チョベリグ/チョベリバ」(23名)、3位「ナウい」(17名)、4位「半ドン」(12名)、5位「テレコ」(11名)となりました。1960年代から1980年代頃に使用されていた、男女の二人連れを意味する「アベック」や、1996年に新語・流行語大賞のトップテンに選ばれた「チョベリグ/チョベリバ」といった言葉は、現代の20代にはピンと来ないようです。また、完全週休二日制の普及により制度自体が過去のものとなった「半ドン」や、バブル時代を象徴する「アッシー」、昭和のビジネス用語「鉛筆なめなめ」「一丁目一番地」も10位以内にランクインしました。

次に、年上の世代に言って伝わらなかった言葉を聞いたところ、1位「エモい」(87名)、2位「ワンチャン」(56名)、3位「り・りょ」「草」(いずれも30名)、5位「タイパ」(22名)となりました。感動や懐かしさ、ときめき、切なさなど、さまざまな感情を表現する言葉である「エモい」が多く挙げられる結果となりました。また、不確かな状況を表す「ワンチャン」や、LINEの返信などで「了解」を略して使われる「り・りょ」、ネットスラングとして広く使われる「草」なども、年上世代には伝わりにくいようです。年上世代に伝わらなかった言葉として7位に挙げられた「とりま」は、“年上世代に言われて意味がわからなかった言葉”でも10位に挙がっており、世代間によって伝わらない言葉となっているケースが、お互いにとってあるようです。

20代のお金に関する意識・実態について

生活費に対する不安は? 「現在の生活費が不安」61%、不安度が最も高くなったのは長野県と和歌山県
「老後の生活費が不安」65%、宮崎県では79%に

お金に関する意識・実態について質問しました。

はじめに、全回答者(4,700名)に、生活費について不安を感じているか聞きました。
【現在の生活費】では「非常に不安」は24.1%、「どちらかといえば不安」は37.2%で、合計した『不安(計)』は61.3%、「全く不安ではない」は14.7%、「どちらかといえば不安ではない」は24.0%で、合計した『不安ではない(計)』は38.7%となりました。
【老後の生活費】では『不安(計)』は64.9%、『不安ではない(計)』は35.1%となり、老後の生活費に不安を感じている人が多数派ということがわかりました。

都道府県別にみると、【現在の生活費】では『不安(計)』が最も高くなったのは長野県と和歌山県(いずれも71.0%)でした。【老後の生活費】では『不安(計)』が最も高くなったのは宮崎県(79.0%)で、8割近くになりました。また、現在の生活費への不安度で1位となった長野県が老後の生活費への不安度でも2位にランクインしました。

20代の現在の貯蓄額 平均は149万円、一方で4人に1人が「0円」に

60歳までに貯めたいと思う目標の貯蓄額 平均は3,049万円

全回答者(4,700名)に、現在の貯蓄額はいくらか聞いたところ、「50万円未満」(33.9%)に最も多くの回答が集まったほか、「50万円~100万円未満」(8.7%)や「100万円~200万円未満」(12.0%)にも回答が集まり、平均は148.8万円でした。また、「0円」は24.7%となりました。平均の貯蓄額は100万円を上回った一方、貯蓄ができていない人も少なくないことが明らかになりました。

都道府県別にみると、現在の貯蓄額の平均が最も高くなったのは愛媛県で平均は282.0万円、次いで、大阪府(256.1万円)、滋賀県(234.1万円)、佐賀県(228.8万円)、島根県(225.2万円)となりました。また、最も低くなったのは青森県(72.6万円)で、最高額の愛媛県と比較すると209.4万円の差がみられました。

続いて、60歳までに貯めたいと思う目標の貯蓄額はいくらか聞いたところ、「1,000万円~2,000万円未満」(18.9%)に最も多くの回答が集まったほか、「0円」(12.9%)や「100万円~500万円未満」(12.6%)、「2,000万円~3,000万円未満」(11.3%)にも回答が集まり、平均は3,049.1万円となりました。

都道府県別にみると、目標の貯蓄額の平均が最も高くなったのは大阪府で5,520.1万円となりました。次いで、山口県(5,043.1万円)、東京都(4,663.4万円)、千葉県(4,580.9万円)、鳥取県(4,125.5万円)が高くなりました。また、最も低くなったのは、「岩手県」で1,677.2万円でした。

自身のマネーリテラシーに対する自信度
自信がある人の割合は? 「家計管理に関するリテラシー」34%、「資産運用に関するリテラシー」25%、
「ライフプラン(人生設計)に関するリテラシー」33%、「お金のトラブルに関するリテラシー」38%
栃木県と群馬県では「お金のトラブルに関するリテラシー」への自信がある人が半数以上

次に、毎月の収支を管理する知識や能力などを意味する【家計管理に関するリテラシー】、投資や金融資産に関する知識や能力などを意味する【資産運用に関するリテラシー】、人生設計を立てる・見直すことに関する知識や能力などを意味する【ライフプラン(人生設計)に関するリテラシー】、トラブルに遭わない・トラブルに適切に対処する知識や能力などを意味する【お金のトラブルに関するリテラシー】の4つの項目のマネーリテラシーについて、それぞれ自信があるか聞きました。

【家計管理に関するリテラシー】では、「非常に自信がある」が5.5%、「どちらかといえば自信がある」が28.6%で、合計した『自信がある(計)』は34.1%、「全く自信がない」が27.7%、「どちらかといえば自信がない」が38.2%で、合計した『自信がない(計)』は65.9%となりました。
【資産運用に関するリテラシー】では、『自信がある(計)』が25.1%、『自信がない(計)』は74.9%となりました。
【ライフプラン(人生設計)に関するリテラシー】では、『自信がある(計)』が32.5%、『自信がない(計)』は67.5%でした。
【お金のトラブルに関するリテラシー】では、『自信がある(計)』が38.3%、『自信がない(計)』は61.7%で、どの項目においても自信がない人が多数派となり、特に【資産運用に関するリテラシー】では自信がない人が4人に3人でした。資産運用については知識や判断力が足りないと感じている20代が多いのではないでしょうか。

都道府県別にみると、【家計管理に関するリテラシー】では、自信がある人の割合が最も高くなったのは千葉県(47.0%)で、東京都(44.0%)、青森県(43.0%)、大阪府と熊本県(いずれも42.0%)が続きました。最も低くなったのは新潟県、山梨県、長崎県(いずれも25.0%)でした。

【資産運用に関するリテラシー】では、自信がある人の割合が最も高くなったのは東京都(35.0%)、京都府と愛媛県(いずれも34.0%)、青森県、福島県、茨城県、千葉県(いずれも32.0%)の順となりました。最も低くなったのは山口県(15.0%)で、自信がある人の割合は2割未満にとどまりました。

【ライフプラン(人生設計)に関するリテラシー】では、自信がある人の割合が最も高くなったのは青森県(44.0%)となり、福島県、群馬県、東京都(いずれも42.0%)、秋田県と栃木県(いずれも39.0%)が続きました。自信がある人の割合が最も低くなったのは【資産運用に関するリテラシー】と同様に山口県(19.0%)で、ライフプランについても2割を下回りました。

【お金のトラブルに関するリテラシー】では、自信がある人の割合が最も高くなったのは栃木県と群馬県(いずれも51.0%)で、自信がある人が半数以上いるという結果になりました。以降、福島県、茨城県、鳥取県(いずれも49.0%)が続きました。また、最も低くなったのは滋賀県(24.0%)でした。

お金に関するトラブルを経験したことがある20代は42%
経験したことがある消費・お金に関するトラブル 「クレジットカードの不正利用」「ワンクリック詐欺」も上位に

全回答者(4,700名)に、消費・お金に関するトラブルを経験したことがあるか聞いたところ、「経験したことがある」は42.4%、「経験したことはない」は57.6%となりました。

都道府県別にみると、消費・お金に関するトラブルの経験率が最も高くなったのは、福島県(59.0%)で、次いで茨城県(55.0%)、群馬県と東京都(いずれも53.0%)、栃木県(52.0%)となりました。【お金のトラブルに関するリテラシー】に対する自信度が51.0%で1位となった群馬県が経験率では3位、同じく自信度1位の栃木県が経験率5位、49.0%で自信度3位となった福島県が経験率では1位、同じく自信度3位の茨城県が経験率では2位となり、お金のトラブルに関するリテラシーへの自信度が高い都道府県が経験率でも上位に入る結果となりました。トラブルを経験したことによってリテラシーを身に着けた20代も多いのかもしれません。

消費・お金に関するトラブルを経験したことがある人(1,995名)に、経験したことがある“消費・お金に関するトラブル”を聞いたところ、最も高くなったのは「クレジットカードの使いすぎ」(24.8%)、次いで「クレジットカードの不正利用」(16.3%)、「知人・友人との貸し借り」(15.9%)、「ワンクリック詐欺」(13.9%)、「後払い・分割払い・リボ払いでの使いすぎ」(13.0%)となりました。クレジットカードの不正利用やワンクリック詐欺といった詐欺行為に巻き込まれた経験がある人は少なくないようです。

20代の仕事に関する意識・実態について

現在の仕事に対する満足度
「仕事内容」55%、「職場環境」53%、「職場の人間関係」58%、「自己成長の機会」56%、「給与・待遇」44%

「仕事内容」の満足度1位は青森県、「職場環境」と「職場の人間関係」の満足度1位は東京都、
「自己成長の機会」の満足度1位は岐阜県、「給与・待遇」の満足度1位は秋田県

現在の仕事について質問しました。

有職者(3,395名)に、現在の仕事に対してどのくらい満足しているか聞いたところ、【仕事内容】では「非常に満足」が9.8%、「どちらかといえば満足」が45.2%で、合計した『満足(計)』は55.1%、「非常に不満」が12.3%、「どちらかといえば不満」が32.6%で、合計した『不満(計)』は44.9%となりました。今の仕事に充実感や納得感を持って取り組めている人が多いようです。
また、【職場環境(職場の設備や働きやすさなど)】では『満足(計)』は53.1%、【職場の人間関係(同僚や上司とのコミュニケーションなど)】では57.8%、【自己成長の機会】では56.1%と、いずれも満足している人が多数派となったのに対し、【給与・待遇】では『満足(計)』は43.6%、『不満(計)』は56.4%と、不満層が満足層を上回る結果となりました。

都道府県別にみると、現在の仕事に対して満足している人の割合が最も高くなったのは、【仕事内容】では青森県(67.2%)、【職場環境】では東京都(66.7%)、【職場の人間関係】では東京都(70.7%)、【自己成長の機会】では岐阜県(68.8%)、【給与・待遇】では秋田県(58.7%)でした。一方、山口県では5つの項目のうち、【仕事内容】(39.7%)、【職場環境】(39.7%)、【職場の人間関係】(42.6%)、【給与・待遇】(30.9%)の4つの項目において満足している人の割合が最も低くなっており、現在の仕事に対して、不満を抱いている20代が少なくないことがわかりました。

仕事のモチベーションがアップするのはどっち?
「“高い目標を設定される” より “簡単な目標を設定される”」57%、
「“みんなの前で褒められる” より “誰もいないところで褒められる”」58%、
「“みんなの前で叱られる” より “誰もいないところで叱られる”」65%、
「自分のミスは、“メールで指摘される” より “対面で指摘される”」60%、
「“自分だけ特別扱いされる” より “みんな公平に扱われる”」69%、
「“細かく指導される” より “自分の好きなようにやらせてくれる”」59%、
「調子が上がらないときは、“頑張れと言われる” より “無理しないでと言われる”」62%、
「頑張ったご褒美は、“飲みに連れて行ってくれる” より “早くあがらせてくれる”」59%

仕事のモチベーションがアップするのはどのような場合なのでしょうか。

有職者(3,395名)に、仕事に関する事柄について2つのケースを提示し、仕事のモチベーションがアップするのはそれぞれどちらか聞いたところ、≪目標≫では『高い目標を設定される(計)』(「【P】」と「どちらかといえば【P】」の合計、以下同様)が42.9%、『簡単な目標を設定される(計)』(「【Q】」と「どちらかといえば【Q】」の合計、以下同様)が57.1%となりました。目標設定においては、達成が難しいような高い目標ではなく、達成が比較的容易な目標に向けて取り組むようにするほうが、モチベーションが上がると感じる人が多いようです。
男女別にみると、女性では『簡単な目標を設定される(計)』が60.8%と、男性(53.4%)と比べて7.4ポイント高くなりました。

≪褒められる≫では『誰もいないところで褒められる(計)』が57.5%、『みんなの前で褒められる(計)』が42.5%、≪叱られる≫では『誰もいないところで叱られる(計)』が65.4%、『みんなの前で叱られる(計)』が34.6%と、どちらも“誰もいないところ”のほうが多数派となりました。

≪自分のミス≫では『対面で指摘される(計)』が59.8%、『メールで指摘される(計)』が40.2%となりました。対面で直接指摘されるほうが微妙なニュアンスを読み取りやすく、文字での指摘を目にしたときのように必要以上に落ち込んだり考え込んだりすることがなくなると感じる人が多いのではないでしょうか。

≪扱い≫では『みんな公平に扱われる(計)』が68.5%、『自分だけ特別扱いされる(計)』が31.5%となりました。
≪指導≫では『自分の好きなようにやらせてくれる(計)』が59.3%、『細かく指導される(計)』が40.7%となりました。こと細かに指示出しをされるよりは、自身にある程度任せてもらえるほうが、モチベーションが上がると感じる人が多いのではないでしょうか。

≪調子が上がらないとき≫では『無理しないでと言われる(計)』が62.2%、『頑張れと言われる(計)』が37.8%となりました。“頑張れ”と励まされるよりは労ってくれるほうが嬉しいと感じる人が多いようです。
また、《頑張ったご褒美》では『飲みに連れて行ってくれる(計)』が40.8%、『早くあがらせてくれる(計)』が59.2%となりました。
男女別にみると、女性では『早くあがらせてくれる(計)』が64.3%と、男性(54.3%)と比べて10.0ポイント高くなりました。

勤務スタイルの理想と現実 理想の“出社とテレワークのバランス”は「出社 週5日:テレワーク 週0日」が最多、
実際の“出社とテレワークのバランス”も「出社 週5日:テレワーク 週0日」が最多

有職者(3,395名)に、理想の“出社とテレワークのバランス”を聞いたところ、「出社 週0日:テレワーク 週5日」が18.8%、「出社 週1~2日:テレワーク 週3~4日」が20.9%、「出社 週3~4日:テレワーク 週1~2日」が22.7%、「出社 週5日:テレワーク 週0日」が37.6%となり、テレワークはせず毎日出社するスタイルが望ましいと考えている人が多数派でした。また、『テレワークのほうが多い(計)』は39.7%、『出社のほうが多い(計)』は60.3%となりました。
男女別にみると、男性では『出社のほうが多い(計)』が61.8%と、女性(58.8%)と比べて3.0ポイント高くなりました。

実際の“出社とテレワークのバランス”を聞いたところ、「出社 週0日:テレワーク 週5日」が13.0%、「出社 週1~2日:テレワーク 週3~4日」が13.1%、「出社 週3~4日:テレワーク 週1~2日」が13.0%、「出社 週5日:テレワーク 週0日」が60.9%と、毎日出社している人が多数を占めました。また、『テレワークのほうが多い(計)』は26.1%、『出社のほうが多い(計)』は73.9%となりました。
理想の“出社とテレワークのバランス”と比較すると、『出社のほうが多い(計)』は実際73.9%、理想60.3%と13.6ポイントの差が開きました。

仕事に関する“どっち”
「働きたいのは、“ドライな職場” より “アットホームな職場”」63%、
「希望する仕事の進め方は、“個人プレー” より “チームプレー”」53%、
「希望する人事評価は、“年功序列型” より “成果主義型”」52%、
「将来目指したいのは、“スペシャリスト” より “ゼネラリスト”」52%、
「優先させたいのは、“仕事” より “プライベート”」68%

有職者(3,395名)に、仕事に関する考えについて2つのケースを提示し、自身の考えがそれぞれどちらにあてはまるか聞いたところ、≪働きたいのは≫では『アットホームな職場(計)』が63.3%、『ドライな職場(計)』が36.7%となりました。温かくて良好な人間関係が築かれている職場で働きたいと思う人が多いようです。

≪希望する仕事の進め方は≫では『チームプレー(計)』が53.3%、『個人プレー(計)』が46.7%となりました。
男女別にみると、男性では『チームプレー(計)』が55.9%と、女性(50.7%)と比べて5.2ポイント高くなりました。
また、≪希望する人事評価は≫では『成果主義型(成果によって給与が決まる)(計)』が51.6%、『年功序列型(勤続年数が長いほど給与水準が高くなる)(計)』が48.4%となりました。

≪将来目指したいのは≫では『ゼネラリスト(幅広い知識や経験を持ち、様々な業務をこなせる人材)(計)』が52.4%、『スペシャリスト(特定の分野に特化した専門知識やスキルを持つ人材)(計)』が47.6%となりました。

≪優先させたいのは≫では『仕事(計)』が32.0%、『プライベート(計)』が68.0%となりました。ワークライフバランスを大切にして働きたいと思う人が多いのではないでしょうか。
男女別にみると、女性では『プライベート(計)』が74.1%と、男性(62.1%)と比べて12.0ポイント高くなりました。

「残業をしている」有職者の64%
残業をしている理由 1位「業務が終わらない」、2位「残業代がほしい」、3位「少しでも進めておきたい業務がある」

残業の実態について質問しました。

まず、有職者(3,395名)に、残業をしているか聞いたところ、「している」は63.7%、「していない」は36.3%となりました。

残業をしている人(2,161名)に、残業をしている理由を聞いたところ、「業務が終わらないから」(41.0%)が最も高くなりました。人手不足や業務過多などで、定時にあがろうと思っていてもあがれない状況にある人が多いのではないでしょうか。以降、「残業代がほしいから」(31.3%)、「少しでも進めておきたい業務があるから」(27.0%)、「定時で帰る雰囲気ではないから」(20.2%)、「自分の成長のため」(15.8%)が続きました。
男女別にみると、男性では「自分の成長のため」が19.4%と、女性(11.7%)と比べて7.7ポイント高くなりました。

20代のライフスタイル実態について

友だちとの連絡で最も使っている手段 「LINE」が70%でダントツ、「SNSのDM」は6%、「直接会って話す」は4%

コミュニケーション手段について質問しました。

全回答者(4,700名)に、友だちとの連絡で最も使っている手段を聞いたところ、「LINE」(69.5%)がダントツとなり、「SNSのDM」(6.0%)、「直接会って話す」(4.4%)、「メール」(3.3%)、「ショートメッセージ」(2.9%)が続きました。
男女別にみると、女性では「LINE」は75.0%と、男性(64.0%)と比べて11.0ポイント高くなりました。

都道府県別にみると、「LINE」と回答した人の割合は石川県(83.0%)が最も高くなり、滋賀県と宮崎県(いずれも81.0%)が続きました。

メディアに対する20代の信頼度 100点満点で評価すると?
平均は「テレビの情報」50点、「ラジオの情報」46点、「新聞の情報」49点、「雑誌の情報」44点、
「ネットニュースの情報」46点、「動画サイトの情報(YouTubeなど)」46点、「SNSの情報」43点

全回答者(4,700名)に、複数のメディアを提示し、0点(全く信頼していない)~100点(非常に信頼している)としてそれぞれの情報の信頼度を聞いたところ、平均は「テレビの情報」が50.3点、「ラジオの情報」が46.3点、「新聞の情報」が49.0点、「雑誌の情報」が44.0点、「ネットニュースの情報」が46.1点、「動画サイトの情報(YouTubeなど)」が46.1点、「SNSの情報」が43.2点で、ほとんどのメディアの情報で45~50点前後となりました。どのメディアの情報も鵜呑みにすることなく、さまざまなメディアを通して情報の真偽を判断している20代が多いのではないでしょうか。
男女別にみると、平均が最も高くなったのは男性・女性とも「テレビの情報」(男性48.3点、女性52.3点)で、男性では「動画サイトの情報(YouTubeなど)」(48.0点)、女性では「新聞の情報」(50.7点)が続きました。

20代にとって友だちとは? 男女とも1位「大切」、2位「話せる・話し合える」、
男性3位は「信頼できる」、女性3位は「楽しい、面白い」

20代の“友だち”に対する意識について質問しました。

全回答者(4,700名)に、自身にとって“友だち”とはどのような存在か聞いたところ、1位は「大切」(340名)となりました。友だちの大切さを実感している20代が多いようです。以降、2位「話せる・話し合える」(296名)、3位「楽しい、面白い」(130名)、4位「信頼できる」(126名)、5位「心の支え」(117名)と、ポジティブな回答が多く挙げられる結果となりました。
男女別にみると、男女とも1位は「大切」(男性132名、女性208名)、2位は「話せる・話し合える」(男性111名、女性185名)となり、男性3位は「信頼できる」(68名)、女性3位は「楽しい、面白い」(87名)でした。

20代の対話型AIへの意識について

20代にとって対話型AIとは? 1位「便利」、2位「質問・相談相手」、3位「暇つぶし相手」

20代の“対話型AI”への意識について質問しました。ChatGPT、Copilot、Geminiなど、ユーザーと自然な会話ができる“対話型AI”は近年急速に普及し、20代にとっても身近な存在となっています。

全回答者(4,700名)に、自身にとって“対話型AI”とはどのような存在か聞いたところ、1位「便利」(259名)、2位「質問・相談相手」(142名)、3位「暇つぶし相手」(93名)、4位「役に立つ、有能」(84名)、5位「話し相手」(70名)となりました。情報を得るといった有用な存在だけでなく、「暇つぶし相手」や「話し相手」といった気晴らしができるような存在ととらえている人も多いのではないでしょうか。
男女別にみると、男女とも1位「便利」(男性143名、女性116名)、2位「質問・相談相手」(男性52名、女性90名)、3位「暇つぶし相手」(男性38名、女性55名)となりました。

対話型AIを“心の拠り所”と感じたエピソード 「心が折れたときの対処法を聞いている」
「人には相談するのが恥ずかしいことを相談できた」「仕事で悩んでいるときに誰よりも親身になってくれる」など

全回答者(4,700名)に、対話型AIを心の拠り所と感じた際のエピソードを聞いたところ、1位「相談相手になってくれる」(50名)、2位「他人には話せないことを聞いてくれる」(33名)、3位「慰めてくれる、励ましてくれる、寄り添ってくれる」(31名)、4位「アドバイスをくれる」「何を言っても肯定してくれる」(いずれも25名)となりました。
エピソードの詳細をみると、“相談相手になってくれる”では「心が折れたときの対処法を聞いている」、「悩み事を打ち明けられる大事な仲間」、“他人には話せないことを聞いてくれる”では「人には相談するのが恥ずかしいことを相談できた」、「人に愚痴や悩みを言いすぎると迷惑になってしまうがAIだとその心配がない」、“慰めてくれる、励ましてくれる、寄り添ってくれる”では「愚痴を言って、欲しい言葉を返してくれた」、「仕事で悩んでいるときに誰よりも親身になってくれる」、“アドバイスをくれる”では「複数の選択肢で迷っているときに、さまざまな視点からのアドバイスをもらえた」、“何を言っても肯定してくれる”では「何でも肯定してくれて根暗な気持ちを前向きにしてくれる」といった回答がみられました。

20代の悩み・ストレスについて

20代が最近、悩み・ストレスを感じたこと
「成長につながる仕事を任せてもらえない」「物価高で欲しい物が買えない」「上司に理不尽なことで怒られた」
「就活で入りたい企業に入れなかった」「初めての育児が難しいときがある」「LINEの返信が返ってこない」など

全回答者(4,700名)に、最近、悩み・ストレスを感じたエピソードを聞いたところ、仕事関連では「なかなか成長につながる仕事を任せてもらえない」や「仕事内容が難しくて失敗ばかりしてストレスを感じた」、お金関連では「お金がなくて支払いが遅れそうになった」や「物価高で欲しい物が買えない」、就職活動関連では「就活で入りたいと思っていた企業に入れなかった」や「仕事に就かなければならないがやる気が出ない」、上司・先輩/後輩・部下関連では「上司に理不尽なことで怒られた」や「新人指導でまったく言いたいことが伝わらない」、人間関係関連では「年上の人に何回言っても話が伝わらなかった」や「周りに気をつかう」といった回答がありました。
また、健康・美容関連では「ニキビができやすい」や「寝たいのに、スマホを触ってしまい遅寝になってしまう」、夫婦関連では「夫とうまくコミュニケーションがとれなかった」、恋愛関連では「恋人と価値観が合わずお別れした」、家族関連では「親からガミガミ言われる」、子育て関連では「初めての育児が難しいときがある」、ゲーム・LINE関連では「オンラインクレーンゲームでつい課金する」や「LINEの返信が返ってこない」、学業関連では「大学の卒業論文に関するアイデアが浮かばない」といった回答がみられました。学生、就職活動中、仕事についている、家庭を持っているなど、それぞれが置かれた立場・状況を反映した、悩みやストレスを抱えている20代の姿が浮き彫りになりました。

20代のオススメについて

20代が年上世代にオススメしたいエンタメ
オススメのアーティスト 「Mrs. GREEN APPLE」がダントツ、2位「Snow Man」、3位「米津玄師さん」
オススメの映画TOP3 「鬼滅の刃」「名探偵コナン」「国宝」

続いて、年上(10歳以上年上)の世代にオススメしたいものについて質問しました。

全回答者(4,700名)に、年上(10歳以上年上)の世代にオススメしたいアーティストを聞いたところ、「Mrs. GREEN APPLE」(223名)がダントツとなりました。次いで、「Snow Man」(66名)、「米津玄師さん」(65名)、「YOASOBI」(59名)、「嵐」(46名)となりました。

TOP5について、オススメしたい理由をみると、1位の「Mrs. GREEN APPLE」では「爽やかな曲調が心地良く、聴いている若者が多いので会話やコミュニケーションのきっかけにもなるから」、2位の「Snow Man」では「芸歴が長くていろいろな苦節があったからこそ万人受けしそう」、3位の「米津玄師さん」では「曲調がキラキラしていないから親しみやすいと思う」といった回答がありました。また、4位の「YOASOBI」では「若者や海外で人気だが、年上の世代の人にも刺さる楽曲だと思うから」、5位の「嵐」では「世代を超えて愛されているアーティストだから」といった理由が挙げられました。

次に、年上(10歳以上年上)の世代にオススメしたい映画作品を聞いたところ、「『鬼滅の刃』シリーズ」(259名)がダントツとなり、以降、2位「『名探偵コナン』シリーズ」(74名)、3位「国宝」(54名)、4位「『TOKYO MER~走る緊急救命室~』シリーズ」(53名)、5位「君の名は。」(37名)と続きました。

TOP5となった回答について、オススメしたい理由をみると、1位の「『鬼滅の刃』シリーズ」では「作画が非常にきれいで、内容も感動する」、2位の「『名探偵コナン』シリーズ」では「子どもからお年寄りまで楽しめる」、3位の「国宝」では「伝統芸能の良さがわかる」、4位の「『TOKYO MER~走る緊急救命室~』シリーズ」では「人との関わりや命の尊さがわかる」、5位「君の名は。」では「不思議な世界観と劇中歌が相乗効果を生み出している」といった回答がありました。

20代の理想のオトナについて

20代が影響を受けている(受けた)20代の有名人
1位「芦田愛菜さん」、2位「橋本環奈さん」、3位「目黒蓮さん」、4位「大森元貴さん」「ちゃんみなさん」

最後に、有名人について質問しました。

全回答者(4,700名)に、影響を受けている(受けた)20代の有名人を聞いたところ、1位は「芦田愛菜さん」となりました。回答した理由については、「自分よりも年下だが、教養があり、とても礼儀正しいところが素敵で見習いたいと思えた」などが挙げられました。勉強熱心な姿勢に影響を受けた人が多いようです。次いで、2位「橋本環奈さん」、3位「目黒蓮さん」、4位「大森元貴さん」「ちゃんみなさん」となりました。
理由をみると、2位の「橋本環奈さん」では「いつも明るく何事も笑顔で頑張っているところに影響を受けている」、3位の「目黒蓮さん」では「オファーが来た仕事は責任を持ってこなし、周りの人からの信頼が厚いと感じられるから」といった回答が挙げられました。
男女別にみると、男性・女性ともに1位は「芦田愛菜さん」となり、男性では2位「広瀬すずさん」、3位「あのさん」「Adoさん」「久保建英さん」となりました。女性では2位「ちゃんみなさん」、3位「橋本環奈さん」となりました。20代の女性では、2024年から2025年にかけて配信され人気となった、オーディション番組での活躍が大きな話題となった「ちゃんみなさん」への支持が厚いようです。

20代が“理想のオトナ”だと思う年上の有名人
男性回答 1位「大谷翔平さん」、2位「木村拓哉さん」、3位「イチローさん」
女性回答 1位「北川景子さん」、2位「天海祐希さん」、3位「石原さとみさん」

次に、「理想のオトナ」だと思う年上(30代以上)の有名人を聞いたところ、1位は「北川景子さん」でした。理由については、「きれいで仕事をバリバリこなし、家庭も両立していてかっこいい」といった回答がみられました。以降、2位「天海祐希さん」、3位「大谷翔平さん」、4位「石原さとみさん」、5位「木村拓哉さん」となりました。
理由をみると、2位の「天海祐希さん」では「女性としての強さと、どんな人も公平に扱える懐の深さ」、3位の「大谷翔平さん」では「プレーのすごさだけでなく、紳士的な態度や姿勢も素晴らしいから」といった回答が挙げられました。
男女別にみると、男性では1位「大谷翔平さん」、2位「木村拓哉さん」、3位「イチローさん」となり、女性では1位「北川景子さん」、2位「天海祐希さん」、3位「石原さとみさん」となりました。

20代が自分の人生を映画化するときに主演してほしい有名人
男性回答 1位「菅田将暉さん」、2位「阿部寛さん」、3位「山﨑賢人さん」「佐藤健さん」
女性回答 1位「有村架純さん」、2位「広瀬すずさん」、3位「今田美桜さん」

自分の人生を映画化するときに主演してほしい(自分を演じてほしい)有名人を聞いたところ、男性では1位「菅田将暉さん」となり、以降、2位「阿部寛さん」、3位「山﨑賢人さん」「佐藤健さん」、5位「北村匠海さん」「大谷翔平さん」が続きました。
理由をみると、1位の「菅田将暉さん」では「生き方自体がとてもかっこいいから」、2位の「阿部寛さん」では「味があるから」、3位の「山﨑賢人さん」では「どんな役でもこなしてくれるから」、「佐藤健さん」では「かっこいいから」といった回答がみられました。
女性では1位「有村架純さん」、2位「広瀬すずさん」、3位「今田美桜さん」、4位「畑芽育さん」「上白石萌音さん」となりました。
理由をみると、1位の「有村架純さん」では「自分が好きな女優さんだから」、2位の「広瀬すずさん」では「演技力があり、繊細さも強さも表現できる人だと思っている」、3位の「今田美桜さん」では「演技がとても自然体に見えるから」といった回答がありました。

20代が現在の社会情勢を解説してほしい有名人TOP2 「池上彰さん」「カズレーザーさん」
理由は「池上彰さん」では「ニュースの解説番組でわかりやすく説明している」、
「カズレーザーさん」では「面白く、説得力のある解説をしてくれそう」など

最後に、現在の社会情勢を解説してほしい有名人を聞いたところ、1位は「池上彰さん」で208名、2位は「カズレーザーさん」で126名となり、TOP2が突出しました。次いで、3位「櫻井翔さん」、4位「西村博之さん」、5位「林修さん」となりました。
理由をみると、1位の「池上彰さん」では「ニュースの解説番組でわかりやすく説明している」、2位の「カズレーザーさん」では「面白く、説得力のある解説をしてくれそう」、3位の「櫻井翔さん」では「報道番組にも出演しているし、解説がわかりやすかったから」、4位の「西村博之さん」では「一番中立に世の中を見ていると感じるから」、5位の「林修さん」では「正確にわかりやすい説明をしてくれそうだから」といった回答が挙げられました。20代では、社会情勢に関する、わかりやすい解説や正確性の高い情報を求めている人が多いのではないでしょうか。

調査概要

調査タイトル:20代の意識・実態調査2025
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする全国の20歳~29歳の男女
調査期間:2025年8月8日~8月26日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:4,700名(有効回答から各都道府県100名になるように抽出)
調査協力会社:ネットエイジア株式会社

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